モノの価値。夢を見るにもお金がかかる
TDL。
日本を代表するテーマパークの東京ディズニーランド。
その東京ディズニーランドの入場料が4月から値上げされるそうです。
新料金は、500円高くなり7400円。
これに対するネットの意見は様々で、「ほぼ7000円は高すぎ」「高くて行けない」という意見の一方で、「それでも行く」という根強いファンも。
2000年の時点だと5500円だったので、15年で2000円値上がりしたことになります。
まぁTDLの料金が高いか安いかは置いておくとして。
モノの価値は需要と供給のバランスの上に成り立っているのは、ご承知のことと思います。
■供給過多の場合
例えばTDL並のテーマパークが各都道府県にあり、同様のサービスが提供されているとしたら、料金は価格競争に突入して下がっていきます。
■逆に需要が多い場合
今回のように夢の国は日本で唯一TDLでしか経験できないとしたら、料金を上げても入場者はそれほど減ることはないです。
TDLが日本で唯一の施設で、そこでしか体験できないものがある以上、その価値(=入場料)を自由に決めることができるということです。
(それが例え強気と思われる設定であってもね)
「日本国民は毎月1回はTDLに行くべし」と決められているわけでもないし、行く行かないは個人の自由。
金額に見合うと思えば行けばいいし、見合わないと思えば行けばいいわけです。
値段だけを見て高いだの安いだの言うのは、自分の中での価値観と比べることをしていないだけなんじゃないかなぁと思うわけです。
このご時勢、無料で夢が見られるのは寝ている時だけですかね。